摂取カロリーとは?1日の摂取カロリーの計算式・計算方法とは
最近は、様々な食品や商品にカロリーが表記されていますよね。そのため、購入する際には必ずカロリーを確認するという方も多いのではないでしょうか。
ただ、ダイエットをしていない方でも、なんとなくカロリーが多い、少ないという感覚は分かりますが、そもそもカロリーとは一体何なのかよく分からないという方も多いでしょう。
そこで、摂取カロリーとはどういったものなのか、また1日の摂取カロリーの計算式・計算方法についてまとめました。
摂取カロリーとは?
摂取カロリーとは、食べ物や飲み物を体内に入れた際に摂取されるエネルギーのことです。私たちの体は、食べ物や飲み物によるエネルギーを燃料として動いています。
そして、エネルギーの単位をカロリー(cal)と言い、摂取されたエネルギーを摂取カロリーと言います。
食べ物や飲み物に含まれる炭水化物やたんぱく質、脂肪にはそれぞれカロリーがあります。食事の内容によって含まれる炭水化物やたんぱく質、脂肪の量は異なりますので、摂取カロリーもそれぞれ異なるということになります。
ちなみに、炭水化物とタンパク質は1グラム4Kcal、脂肪は1グラム9Kcalです。つまり、同じ量であれば、炭水化物やタンパク質を摂取するよりも、脂肪を摂取した方が摂取カロリーは多くなるということですね。
1日の摂取カロリーの計算式・計算方法とは?
1日の摂取カロリーの計算式・計算方法としては、自分が1日に食べた物や飲んだ物を挙げて、各メニューのカロリーを足していくようになります。
細かく計算する際には、料理に含まれる食品や油の量まで洗い出す必要がありますが、最近はメニューごとにおおよそのカロリーが表記されていますので、摂取カロリーの計算も比較的簡単に出来るようになっています。
例えば、主食のご飯1杯(100g)、食パン(6枚切り)1枚なら、どちらもおおよそ160kcalです。また、ざるそばなら1人前400kcal程度、カツ丼は1人前850kcal前後になります。
では、例として1日の食事内容から摂取されるカロリーの合計を見てみましょう。
食事メニューのカロリー計算(一例)
・朝食
食パン1枚(6枚切り):160kcal
野菜サラダ:100kcal
ヨーグルト(無糖):50kcal
コーヒー(ブラック):7kcal
・昼食
ざるそば:400kcal
お茶:2kcal
・夕食
カツ丼:850kcal
ビール1杯:200kcal
※合計摂取カロリー:1769kcal
摂取カロリーは、食事の量などにもよりますので、上記はあくまでもおおよその目安となりますが、1日に自分で摂取したカロリーを計算する際には、自分が食べたメニューのカロリーをそれぞれ出して合計を計算するようになります。
摂取カロリーは消費カロリー以下に抑えることが重要
1日に摂取するべきカロリーの目安は、年齢や活動量、性別によって異なります。まず、男性と女性であれば、元々の筋肉量が多い男性の方がエネルギーを消費しやすいため、摂取カロリーも多くなります。
また、1日の運動量が多い方とデスクワークなどでほとんど動かない方の場合は、当然消費カロリーが異なりますので、摂取カロリーの目安も異なります。
ただ、ダイエットにおいて重要なことは、摂取カロリーが消費カロリーを超えないようにすることです。
というのも、当然ですが摂取カロリーが消費カロリーより多ければ、余ったエネルギーが脂肪としてどんどん体に蓄積されてしまいます。
そのため、カロリーコントロールをする際には、摂取カロリーと消費カロリーを計算した上で、摂取カロリー<消費カロリーとなるように注意することが重要です。